2011年6月14日火曜日

初夏の日差し

 おやじはこの花が何であるか名前を知らない。病棟前のホスピタルパークの所々で咲いている。久し振りに朝日が昇るのを観た、おやじのベットの位置から丁度朝日が昇る、梅雨入りして初めてだろう。
 午前中の日差しは本当に初夏だったが、昼から雲が多くなってしまった。

 今週は回復期で抗がん剤の副作用が抜け、来週から始まる5クール目に備えているのだ、この時期が一番辛いのですよ、実は。1週目か点滴や投薬治療で何と無く1日が過ぎてしまう、2週目は副作用で本物の病人となり1日中寝て過ごさなければならない、さて3週目は2週目後半より回復期が訪れ、段々と元気になってしまう、これが辛いのである。何もする事が無い1日は長い、昼寝すれば夜寝れないし、元気になると食欲が増し病院食では我慢出来なくなってしまう、だから辛いのだ。
 

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