2009年4月22日水曜日

一雨ごとに・・・、躑躅の季節

 春に三日の晴れ無し、とか云うのを天気キャスターが知った被りで話していたのを聞いた、今日の朝は先週の暑さも無く涼しい。
 躑躅が昨日の雨に濡れて何と無く光って見える、季節は確実に移ろいでいる。
 昨日のニュースで元アイドルが自殺した記事を見た、介護の疲れだと推察されている、おやじにとっても他人事では無い話である。おやじのおかんは現在施設に入っていて直接介護してはいないが、この社会情勢の中、仕事の減少や賃金カットの波が押し寄せて来ている。おかんの状態は、社会人と直接介護の二股生活をすることは出来るほど甘く無い、選択肢は限られる、施設の費用は半端な金額では無い、車を手放したのもその要因の一つなのだ。
 老老介護で共倒れして行くニュースを耳にするとこの国の情けなさが募る、ODAじゃ途上国支援じゃと海外に金をばら撒きながら愛想を振りまく外交を国民の血税でする、国内が疲弊しだしているのに政治屋連中はおのれの保身の選挙産業に走り廻る。確かに、個々の問題は国政にとっては取るに足らない事なのだろうが、急速な高齢化が進み対策が後手に廻った時に、この国は滅びるのではないだろうか。多分、政治屋達はニュースを見ていないのだろう。
 最近、夜テレビを見ない。当然面白く無いからだ、不況だからスポンサーからのお金が無い事は判っているが其れなりに頭を使って番組を作って欲しいものだ、質の良い番組なら視聴率は上がりスポンサーも納得するだろう、視聴者も見るだろう。しかし、何故出演者が楽しみ、スタッフが笑って他人が撮影した映像を皆で楽しんでいるのだろう。先日、誰かの解説で読んだが、テレビで生き残れるのは、ニュースとスポーツ番組だけだ、と書いていた、誠にその通りに思う。
おやじのテレビスタイルも、NHKの7時のニュース、8時から45分間は風呂に入り用事を済まし、8時45分から10時まではニュースを見、Nステを見て、N23で締め括る。各社の表現の仕方や考え方が良く判る、ニュース自身が真実かどうか判らない、真偽はリークする側にしか真実は無い、一つ云える事は一つの意見で判断してはいけない、その裏側やなぜそうなったのかを知らなければ報道も生き残れないだろう。

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