2016年9月24日土曜日

X-2 第二節

 雨の予報の春分の日、鶴見緑地スタジアム。まだ前半戦!と思っているのは間違いで、二節・三節で殆ど結果が決するのだ。サッカーのように、ホーム&アウェイ方式なら後半戦とか言えるが一発勝負で決まるアメフトは緊張感が有る。雨は未だ降っていないが怪しい。


 第一試合は、前節キリクスを完封で勝ちを得たクラブホークアイと前節残り26秒でゴールデンファイターズ逆転負けを喫した、いそのスーパースターズとの闘い。選手の集まりで優位なホークアイが有利に思えるが試合が始まればいそのの底力がホークアイを苦しめる、その一因はホークアイの選手に“昨年昇格のチームには負けへんで”と心の中に有ったのだろう、それが証拠にホークアイのファーストシリーズでFGを決め先制した事にも出ている。ホークアイDLの動きが悪い、守って攻めるタイプのチームの歯車が少し狂い始めた。いそのQB#18田中君がRB#25宮部君を動かし掻き回しホークアイDL陣は落ち着かない。2Qホークアイはランで攻め上がりRB#21梶原君がダイブしてTDをもぎ取るが2Q終了前にQB#18田中君がゴール深く投げたパスが通りTDを奪い返す、その時ホークアイDL陣はパスカット出来るコースに入っていたがその後ろに回り込まれている事に気付かず流したボールをキャッチされたのだ、一瞬の期の緩みだったのだろう。
 3Q中盤いそのが敵陣近くまで攻め込んだが攻めきれずFGで3点を追加し1点差までホークアイを追い詰めたがホークアイのDL陣も目が覚めたのかアジャストし出していく、3Q終了前にTDを奪う、4Qは緊張感の有る攻防だったが双方得点出来ずホークアイが逃げ切った。
 ホークアイは2勝、いそのは2敗となった。


 第二試合は前節西宮に苦敗を喫したゼロックスとホークアイに大敗したキリックスとの闘い。今まで我慢していた空から大粒の雨が落ちだした、この雨がどちらに味方するのだろうか。1敗同士の戦いで此処が踏ん張り処の両チームだっが、キリックスは2試合連続で完封負けを喫してしまった。ゼロックスはQB#8杉谷君の老獪なボール捌きでキリックスを翻弄した。ゼロックスは前節出場して居無かったK/P#87行田君の復活が大きい。
 雨はゼロックスに味方した、キリックスのハンブルする回数が増え、ゼロックスがリカバリーするシーンが増えてきた、キリックスは雨に弱いのだ、それは今年の春でも雨の試合でスナップミスの連続でサイドワインダーズに大敗した、全く改善されていないのは何故なんだろう、雨の日の練習をしないのか、使用ボールメーカーなのだろうか?不思議だ。ゼロックスは五分に戻したがキリックスは連敗してしまsった。


 第三試合は、前節いそのに競り勝ったゴールデンファイターズと前節ゼロックスを僅差で下した西宮の戦い。この頃には雨は上がり薄暮の青空さえ見えてきた、ナイターでの試合となる。ゴールデンファイターズはRB#97高柳君を中心としたラン攻撃が中心だが高柳君を囮としたパスなどの多彩な攻撃が身上なのだが、西宮は良くスカウティングされているのかDL陣が踏ん張り前半を無失点に抑えた。方や西宮はQB#18近藤君を中心としてパスランと多彩な攻撃を試みるがゴールデンファイターズのDLに跳ね返された。後半は#97高柳のランが爆発し2本のTDを奪う、これで勝負有り。西宮は完封負けを喫した。ゴールデンファイターズは2勝、西宮1勝1敗とした。試合終了後待っていたように雨が降り出した。

 第二節が終わり、ホークアイとゴールデンファイターズが2連勝とし1勝1敗でゼロックスと西宮、いそのとキリックスが2連敗。各チームはビデオを撮りスカウティングを精査して第三節に勝負が決すると云っても過言では無い、悔いの無い試合をして欲しいものだ。








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