2009年3月20日金曜日

最後の洗車


 おやじは今日と云う日を忘れる事は出来ないだろう、特別な春分の日でした。
 ETC装着車は今日から本州四国連絡橋が土日祝日に1000円となった、ニュースで見る限り好評な感じがする、来週からは一部を除く高速道路が1000円で走れるようになる。
 そんな日におやじは愛車を手洗いしていた、最後の洗車なのだ。30数年車を満ち続けて来たがそれも今日で終わりを告げる事になった。何台の車を乗り潰しただろうか、車を乗り換える時は古い車への思い出と愛着を心に仕舞い新車への喜びを感じていた、しかし今回は全くの不満も無くまだまだ十分に乗る事が出来、愛着も車を手放した、9年10万キロ走行の車には今の日本では価値など無いらしい、だから廃車と云う運命になるのだ。
 明日から初めて車の無い日々が始まる、最初は悔いる事も有るだろうが少し我慢してみようと思う、これがおやじの最終のエコ作戦だ!
 と云うのは嘘だ、やはりもう車を維持する力が無くなったのだ、身内の介護や今の社会状況、おやじの残り少ない人生の糧にだ。
 それと自転車バイクに対して恐怖を感じる時が有るからだ、仕事の場合は車は欠かせないので運転はするが、自分に時間に車を使う場合に好きな車で楽しみたいのに、あらゆる方向から約束事を守らない自転車やバイク、歩行者、無謀運転の車が余りに多くなりその一瞬の恐怖が現実になる前に一度車から離れて見る事にしたのだ。
 まっ、一度車から離れてしまったら、もう持てないかもね。もう、無理したく無いしね。

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